| ●油絵科体験入学 |
1.デッサンコース(全3回)
『デッサンを知らない日本人』(講義・実習)
日本におけるデッサン教育の主流となっている「光の明暗現象を写し取る」明暗表現による指導法は、デッサンの本来の語彙である「線描」を礎とする西洋のデッサンとは大きく異なる性質のものになっているのが現状です。デッサンがあらゆる造形表現の基礎となるためには絵画、彫刻、デザイン、建築、製図、工芸など異なるジャンルに共通した要素でなくてはなりません。
今一度、「デッサンとは線描によって形を表すもの」という原点に立ち、その上で個々の表現に合わせた要素を学んでいくというのが基礎から表現への正しい道筋ではないでしょうか。
※この講座は美術の窓2005年12月号記事中に同タイトルにて掲載された集中講座を定期講座にしたものです。
<講義>
「デッサンとは線で形を表現したもの」
「デッサンは明暗法とは違うもの」
【日時】金曜・午前10:00〜12:30
<実習>
【日時】金曜・午前10:00〜12:30
午後13:30〜16:00
(半日2回分の受講となります。午前を2回又は午後を2回でも可)
【参加費】¥9、000
【画材】木炭紙大画用紙・目玉クリップ2個・ 鉛筆・木炭・木炭鉛筆・練り消しゴム
全て購買で購入できます。持参できるものがあればお持ち下さい。
講義・実習合計で半日3回分の受講になります。
午前に講義、当日午後に実技を受けることもできますし、
全て午前のみで3日に分けることもできます。
※事前にお問合せ・予約をお願いします。
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(写真上)参考作品・石膏デッサン・メジチ頭像
(写真中)生徒作品・男子解剖石膏像デッサン
(写真下)生徒作品・ホーマー石膏像デッサン
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2.油絵コース
油絵の基本的な技法を学びます。
油絵各コース共通
A〜Dから1つ選んで4回の受講するか、
又は講師と相談の上、内容と回数を決めることもできます。
【受講料】12,000円(材料費別途)
【日時】木曜/午後クラス・PM1:30〜4:00
金・土曜/午前クラス・AM10:00〜PM12:30
金・土曜/ 午後クラス・PM1:30〜4:00
金曜/夜間クラス・PM6:30〜9:00
A.グリザイユ(全4回)
基本的にモノクローム(無彩色)によって描く絵画です。
光の当たる部分は暖かいグレーで、陰は冷たいグレーと考える、バロック時代に完成された色彩理論(明暗対比・寒暖対比)によって空間やボリュームを表現します。これは今後、固有色に移行する時のベースとなります。
【内容】 モチーフ:静物又は小型石膏像
白…シルヴァーホワイト
黒…アイボリーブラック、コールドブラック
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B.色制限〜基本色から始める(全4回)
画材店では沢山の絵具が売られていますが、自然を見渡せば、例えば花や果物などの一部を除けば、意外にも鮮やかな色彩は少ないものです。また、鮮やかすぎる色は刺激が強くて、不調和になりがちです。赤、黄、青の三原色を基本に白と黒を加えた、少し鈍い五色の絵具で描き始めて、その後に鮮やかな彩度の高い絵具を重ね、完成に近づけます。
<基本となる五色の絵具>→徐々に彩度の高い絵具に置き換えていきます。
白…シルヴァーホワイト
黄…イエローオーカー →カドミウムイエロー等
赤…ライトレッド →カドミウムレッド、ローズマダー等
青…コバルトブルー又はウルトラマリン
黒…バーントアンバー(褐色) |
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C.フォーヴィスムの色彩(全4回)
これまで日本では、フォーヴィスムの色彩を単なる「自由な色」「画家の精神的な色」と理解される場合が多くありました。しかし、ここでは正確な色彩理論に基づいた、本来のフォーヴィスムによる絵画を学びます。ご自分で以前に描かれた絵をフォーヴィスムの色彩で再構成することも可能です。
右の絵は下の風景スケッチを元に構図や形体を再構成した後、フォーヴィスムの色彩理論に基づいて制作しています。

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